2010年06月14日

Miss Celie's Blues


Color Splash Pictures, Images and Photos


黒人の作家アリス・ウォーカー原作・スティーブン・スピルバーグ監督のThe Color Purple。初めて出会った20代の終わりごろから、この映画を何度見ただろう。中でもこの曲Miss Celie's Bluesを何度流しては聴いたことか。今でも心動かされるこの歌詞とメロディーが今またよみがえって来た。まったく正反対に見える二人の女性CelieとShug Averyだけど、歌詞にあるように"two of a kind"。私の中にもこの二人が生きていると思う。自分自身に目覚める前の自分と、不器用ながらも好きなものを追い始めた今の自分を見ているようで、つまりは、自分が自分に歌っているような錯覚に陥らされるこの歌は、生きている限り私の頭の中から消えることはないだろうなと思う。私の心の歌だとはまったく知らずに、Cocoというフランスの黒人女性が、貴女に…と贈ってくれたのも、嬉しい偶然でした。時に人生は不思議な巡り合わせをしてくれるものですよね。





いよいよ梅雨の始まり。みなさん、どうぞお達者で。私のMusician Lifeはゆっくり、ゆったりと進んでおります。PEACE 2 U all.

chi-B

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2010年05月29日

Afro Samurai(アフロ・サムライ)


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アメリカ、バージニアにお住まいのDavidさん(覚えてる人いるかな?ラッパー50セントの叔父さんネ。)から、君に捧げたい曲があるから聴いてとメッセージが来た。Afro Samuraiのサウンドトラックからの一曲『The Walk』だと書いてある。知らないのは私だけなのか…アフロ・サムライ…皆さんは御存知でしたか?どうやら日本人アーティストが限定発売したコミックを、かのサミュエル・L・ジャクソンさんが主役の声をやって、アメリカの大手ケーブル・チャンネルで放送したところ大反響だったらしい。日本でも公開されていたようですが、今はどうなんでしょうかね?調べようとしたけども、いまいち分からない。私はアニメーションにはまったく興味が無いのでノー・マークでしたが、”君に捧げたい”と云われてはチェックしないわけにはいかない!あんまり期待せずに、まんまアニメのyoutubeを再生してみたら、これがなんと大好きなソウル・ミュージック、それも大好物のSlow Jam。冒頭のSamuraiとお菊(という女性らしい。忍者なのか武家のお嬢様なのかはたまた町娘なのか何なのか…)の別れを匂わす会話も色っぽいし〜。調べてみたら、それもそのはず、アメリカのHIPHOPを聴く人なら知らない人のいないウータン・クランのRZAがサントラを担当してるではないですか。






サミュエルさんの「かたじけない。」は、仕方ないとはいえ、かなりたどたどしいけど、「私のもとから旅立たれるのでしたら、お願いです…。無理を聞いて下さる事ができるなら、もう一日だけ。一緒に花火を見てからにしてくださいますか。」と云うお菊さんが最高にセクシーであります。古き良き、つつましやかでもBody&Soulにくらくらするほどの情熱を秘めた日本女性って感じがよく出てます!こんなSlow Jamがあったなんて〜。Davidさん、久々にうっとりさせてくれる一曲をどうもありがとね。黒人映画のサウンド・トラックはほんとに侮れない。イイ曲が隠れてることが多くて。このAfro Samuraiのサントラ、もちろんrapものもたくさん入っています。

Hollywoodに住んでいたとき、ブラック・ミュージックのラジオをいつでも聴いていた私が特に楽しみにしていたのは、ウィーク・エンドの深夜になると始まるSlow Jamしか流さない番組でした。番組名はうろ覚えですが、『Mid Night Jam』だったかなぁ。恋人同士がお互いにdedicateする(捧げる)ためにメッセージをつけて名前入りで送るリクエストを、余計なトークは一切なしで延々とかけていました。愛がいっぱい詰まった言葉と選曲をじっくりと聴き込みたくて、7、8メートルはある長〜いコードのついたヘッドホンを部屋のCDラジカセにつないで広いバルコニーまで出て、ヴォリューム上げてじっくりと味わったものでした。ひんやりしたLAの夜空に、しっとり流れる曲の数々は本当に美しかったな〜。あんなラジオ番組、日本でもあるといいのにネ。もっと大人な感じのねえ。あなたなら、誰に、どの歌を、贈りたいですか?心の中だけでいいから、そおっと選んでみて下さいな。


chi-B&masta.Gの音楽の試聴とダウンロードはMusic Forteでどうぞ。

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2009年03月20日

カラーズ(色)を侮ることなかれ


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(追記と映像を追加しました)

お久しぶりです!ときどき見に来てくれている皆さん、どうもありがとう。元気です。曲を作ったり、ボーっとしたり、コレまでに見た心に残る刺激的だった映画を見直したり、家族との親愛を深めたり、社会のアレコレに怒ったり…そんな日々のなかで生きております。私の古いアフリカン・アメリカンのお友達が、赤づくめの服装の私の写真をみて(最新曲TAXI2009のイメージにあわせて撮った御馴染みの↓このシリーズね)を見て”Fiyah chile, you be careful wearin' red..”ファイヤー・チリ(燃え上がるチリ・ペッパーさん、赤を着るのは気をつけてね。)とメッセージをくれました。

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彼女には前にも、赤と黒のコーディネイトをしていた時に、「それはhookers(娼婦)の色使いってわかってる?」と云われて、うん、わかってるねんけど大好きでネ〜♪っというやり取りをしたことがありましたが、色というのが意味を持って動き出すことがあります。つまり人が勝手に決め付けてきたそれぞれの色のイメージやステレオタイプ(偏見)が世界的にあるものです。赤を着るのは気をつけろと云ってくれたのは、きっとLA生まれLA育ち私と出会ったのもLAという彼女だから、ギャングの抗争に巻き込まれるから危険だわよ、ということを云いたかったのでしょう。云わずと知れたギャングスタ二大対抗勢力のBloods(赤)とCrips(青)が、身につけたシャツや帽子や頭に巻いたバンダナの”色”を目印に殺しあっている状況を知っているからでしょう。(LAに行く人、気をつけて!状況によっては冗談ですまないことがかなりの確率で起こり得るので。)

COLORS Pictures, Images and Photos

デニス・ホッパー監督作品の映画『COLORS(カラーズ)』…生まれて初めてLAに行く前に、これを見て街並みや人や文化を予習(?)したのが懐かしく思い出されます。ちょうどティーンネイジャーのギャングバンギングというものの存在が少しずつでも日本にまで聞こえ始めた頃。(20年前にもなるとさっき気づいてビックリしたところです。)Anyways…ただの音楽好きの当時の私が限りなく興味をひかれていたLAとは、ハリウッドの蝋人形館でもなく、ユニバーサル・スタジオでもなく、サンセット・ストリップのライブハウスでもなく、この映画で垣間見れるサウスセントラル、Watts辺りのストリートだったからでした。あえて断っておきますが、ギャングがかっこいいとかそんな気持ちでは全くなく、私の心を限りなく刺激した最も新しかった音楽ヒップホップ/ラップ、はその環境から生まれていたからでした。そう新しい刺激的な音楽は、いつも屈折した状況からしか生まれません。ブルーズにしても、ゴスペルにしても、ジャズにしても、ロックにしてもパンクにしても、ソウルにしても、ファンクにしても、すべての始まりは社会のダークな歪みの部分にありますから。そこが音楽の面白いところです。時代が生むのです。それが既成のジャンルになって世に認められてしまうと、もうそのエッセンスはどうしても徐々に薄められてしまうでしょう?残念ながら。以前に映画/サントラのカテゴリーで紹介した画期的なアート映画作品『Wild Style』に次いで、この傑作リアルな映画『Colors』はその醍醐味をたっぷりもっていました。また機会があったらどうぞ。でも今見ても20年前の古い作品に思うかもね。時間がたってしまいました。これを見て、そしてLAに何度か訪れ、そして生活してと、80年代後半から90年代のあの音楽が熱すぎるくらい熱かった時代に、リアルな体験をできた事が今の私には宝です。「そこに立つと立たたんとでは大きく違うと思います。」という亡き岡部さんの言葉が身に沁みます。居たから感じられたことでした。映画の中でバイクがつっ込むレストランはThe Rose。ココにも何度か食べに行ったことがあります。オーナーは映画監督のデニス・ホッパーで、ベニスにあるとても素敵なお店です。

映画のスクリーンで語られていた色の話といえば、思い出すもう一作は『Malcolm X(マルコムX)』です。Black黒という色が悪いイメージで、White白という色が良いイメージで辞書に載っていることを、刑務所で出会ったイスラム教徒の人から教えられ、元は白人に憧れて髪も金髪に染めていたマルコムが次第に無理やりに押し付けられたステレオタイプを跳ね除けることを知るあのターニングポイントのシーンです。イエス・キリストは白人ではなく、ブラックであったはずだと歴史的観点から理論だてて白人の宣教師をやりこめるシーンがありました。私はキリスト教徒でもないし、キリストさんが本当に居た人なのかも知りませんが、キリストの絵はいつも白人で金髪で描かれており、それが抗えない事実のように伝え教え続ける、有無を言わさず絶対だと信じ込ませるやり方が胡散臭いのは同感します。

色にはパワーみたいなものがあるそうで、同じ大きさのものでも黒いと重たく感じるとか、部屋が青だと落ち着くとか色々云われていますね。キャンドル・セラピーでも蝋燭の色で効果が違うなどということで、恋愛の願い事ならピンクとか、何もかもを清めたいなら白とか、他にもオレンジ・黄色それぞれいろんな目的にあわせて燃やすのです。これも実際の効果のほどは私はわかりませんが、というか、やってみたものの気持ちの問題みたいでしたが。ずいぶん昔の事ですが、夕方の賑やかな駅前で上下と靴も真っ赤ないでたちの私の腕を失礼にもつかんで、「あ!なんやお前!そんなカッコして。お前はナニ人や!日本人とちゃうやろ!」と服をひっぱって振り回そうとした背広姿のヨッパライのオッサン(こう呼ぶしかない)がいました。周りの同僚みたいなオッサンらも「どこから来たんや!国へ帰れ!」と口々に引っ張りまわそうとして。あれは若い私には恐怖でした。今なら思いっきしミゾオチにグーを入れてるだろうけど、お上品だった当時の私は恐怖ももちろんのこと、大いに傷ついたのでした。赤は危険なのはここ日本も同じと言う事なのかな。しかし思い出しても腹立ちます。下らないことを思い出してしもた〜。笑 今日は春のお彼岸。いよいよ桜が咲きそうですね。ああいう儚い花びらの色も素敵です。季節を謳歌できるよう笑っていきましょう♪YEAH。

1988年作品『COLORS』当時の予告編


監督デニスホッパーはイージー・ライダーにも出演した御存知の大御所の俳優兼監督。主演のショーン・ペンはその昔マドンナの旦那さんだった人。「I am Sam」という映画がヨカッタですねぇ。もう一人の警察官は皆さんも顔は良く知っているであろうロバート・デュヴォール。そして、あの心躍るチカーノ・ヒップホップ♪Rico Suaveで全米音楽界に小さなチカーノ旋風を巻き起こしたGerardo(ジェラルドではなく、ヘラルドと発音します)がメキシカン・ギャングの一人としてシーンに一味スパイスを加えています。この人のこの曲は私も大好きでCDを買ったのが懐かしいです。Gさんは彼が西城秀樹に似てると言いますが。笑 そんなGさんはラテンガールズのバック・ダンサー達が大好きなようです。そりゃそうだわ。女の私が見ても色っぽさに見とれます♪映画のテーマ曲Colorsをやっているのは、ラッパーのIceT(アイス・ティー)。彼はこの後、自分でもブラック・ムービーを中心に俳優をやっていくようになりますが、最近どうしてるのか?ゆったりした間をおいたライムが、初期のヒップホップを感じさせます。今は高速になってきましたから。ケオス…エントロピーの法則…そんな言葉をふと思えば、これ以上はどうもならない時点まできたらZEROに戻るということかな。well。

chi-B&masta.Gのマイスペースはコチラです。


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2008年10月25日

ラティーノもやってるねぇ




ついさっき、これがアメリカのお友達から送られてきたので、しばし貼ってみます。HIPHOPやラップのバージョンなど、種類もいっぱいあることでしょうネ。不況にあってこそ音楽で、しかも軽くステップを踏みつつ、お金なくても笑って踊って、心の中はマジになって声を上げる、変化を求めて積極的に参加する。”しかも、自分が最も自然にやれそうな、無理しないでもなんだか楽しめる方法を見つけて…”。ユーチューブも使って、こういうメッセージやサポートの姿勢を友達や家族に送りあって、政治に向かってコンシャスに参加していこう!というのが、やっぱりイイよねぇ、と私などは思うのであります。これがアメリカ。私の最も憧れる、痛快なポジティヴさを忘れない、多民族国家の底辺の人々の底力ですかネ。ま、むずかしいことはわからんねん。Enjoy...if you can feel it♪

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Have a good weekend!!


chi-B&masta.Gの音楽はこちらで聴けます。
http://myspace.com/chibmastag


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2008年07月30日

Mo' Better Blues


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哀しくなるほどSensualな音楽映画なら、これをおいて他にはないかも…。


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スパイク・リー監督作品をいろいろと見てきたなかで、叶う事なら、音楽をやっている”今”の私としてもう一度見てみたいと思うのはコレです。デンゼル・ワシントン演じるジャズのトランペッターの姿が、切なくて泣きたくなるくらいスーパーCOOOOOOLで、忘れられない映画の一つであります。

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サウンドトラックCD
The Branford Marsalis Quartet featuring Terence Blanchard


わかってる。これは作り話で、単なる映画で、俳優さん達が吹き替えの音に合わせて演技をしている…といくら知っていても、始まった途端からどうしてもこの音楽と映像に惹き込まれて、逃れられなくなって、ムシャブリつきたくなるくらいの魅力に心奪われるのは、デンゼルの冷たく端麗なNYのジャズマンぶりと、サウンド・トラックを彩るテレンス・ブランチャード、ブランフォード・マルサリス他、リアル・ミュージシャンによるドライヴ感あふれるライブ演奏の一体感のせいかな。。。

映画の挿入歌である、Harlem Bluesは、以前に英語を教えていた頃、「これを歌いたいんです。」と持ってきた女の子に、歌詞を解説して一緒に歌う練習をした思い出があります。「男の心の中などわからない。ましてや、彼がハーレム出身なら、知ろうと思うことさえ無駄なこと。」1995年だったか、実際に訪れて、一人歩いてみたハーレムを思い出します。あの日、あの瞬間、あの街に、まるで自分だけが黄色人種で、周りはすべて黒人さんたちかのように感じたものでした。いっぱいある屋台のレコード屋さんからの爆音のCD。「へ〜ぃ!そこの女の子!こっち向いてみ!」という四方八方からの掛け声に笑い声。何軒に一軒か、山ほどあるヘア・サロン。(一軒には入ってもみたのでした。)…今は、ハーレムも黒人さんが追い出されつつあって、街の様相が変わっていっていると聞きますが。いつまで経っても、そういう扱いをする人種が居ることに悲しみを感じます。「奴隷の頃と何も変わってない」と、云いたくなるのも無理はないです。(少し脱線しましたか。)

スパイク・リーはいつも自分も映画の中に出てくるけれど、この映画では、文字通り、顔が腫れ上がるほどズタズタのボロボロに殴られて、デンゼルも、そのシーンは見てても身が縮むように痛くなるけど、痛みも人生。それがあったから、そのミュージシャンの奏でる音楽に”The BLUES”が宿るのか、と今何となく分かるような気がします。暴力という形で分かりやすく表現しているけれども、痛みはいろんな形でやってくるのでしょう。MUSIC、SOUL、BLUES、JAZZ、ROCK、FUNK、HIPHOP、こういう名称は私にとっては同義語であります。痛めつけられて、哀しくも強く研ぎ澄まされて、さらに気高く輝いてきたBLACK MUSIC。なんて皮肉な事実でしょうか。

この映画は、きっといつかまた見てみたいです。忘れた頃にまためぐり合うのでしょうか。楽しみに待つことにしましょう。有名な作品なのは知っていますが、日本で興行的にヒットしたのかどうか、そういう世間の風評には疎くて良く知らないのですが、もしもまだご覧になっていない方が居られたら、良かったらどうぞ♪

今日イチオシのこのサイトは、Terence Blanchardのオフィシャルサイト。
この人が映画のインスピレーションだったのか、どうなのか。
スパイク・リーはこの人の音楽が好きなんでしょうねぇ。わかる!
このサイトで見れるvideoもいいですヨ、音楽するリアルな姿です。
http://www.terenceblanchard.com/



chi-B&masta.G Myspace site
http://myspace.com/chibmastag


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posted by chi-B at 02:42| 大阪 ☁| Comment(4) | 映画/サントラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月18日

わたしのルーツはどこでしょね

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この女性シンガー一人一人全員、

私の音楽するこころの原点です。

どの人にもRESPECTを感じます。






(ラッパーをフィーチャーしたほう↓)


タイトル:FREEDOM ('95)

この映画「Panther」はブラック・パンサーの実話に基づく映画です。現在、アメリカではもうDVDとしては作らなくなり発売していないとか聞きます。誰かが、意図的にそうしているとブラックの人々の一部(何人かは知らんけどね)は考えているようです。その可能性はあると、私は思います。証拠も何も出せないけれど、もしそうなら、もっと広めないとアカンとも思ってます。この素晴らしい記録を葬れば、'90年代の代表的スター女性シンガーのコラボであったこの作品も近い将来、葬られますので、例外として映像貼りました。ゴスペル、R&B、ヒップホップ、ジャズ、スイートソウル、コーラスグループ、どれも当時の大スター♪映像は、後日、削除するかもしれませんので、どうぞ見て帰って下さい。

女も闘う。もう利用はさせない。嘘はもう信じない。

黒人に自由を。。。。そんなコンセプトです。

実話に基づく映画はまだあると思うので、まだの方は見て下さい。
関連記事はコチラです。
http://chib.seesaa.net/article/20282093.html

たのしいよ。
じょうずやよ。
しんけんやよ。
じつわやよ。
かっこええんや!
:]


ENJOY!!!
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2006年07月25日

さよならマコさん(T_T)

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さっきYAHOOのnewsで知ったんですが、

マコ・岩松さん亡くなったんですね。享年72歳だったそうです。

日本に居ながらにしてマコさんを御存知の人はかなりの映画通かもしれません。

この人の出ている映画はたくさんの日本人が見ているけど、

そのお名前を知っている人は少なすぎるように思います。



私がはじめてマコさんを見たのは

南イリノイ大学の大学院に通っていた頃、

ちっともまじめに勉強せずに、社会見学ばっかりしてた留学生の頃。



アーノルド・シュワルツェネッガーさんの出世作となった

「コナン」の第一作目を映画館で見たときです。

ちっさくて、しわだらけの、東洋人。。。忘れられない顔つきと演技力。



その後も、ハリウッド映画では何度も何度も見かけたあの笑顔。

私の心の拠り所となった偉大な映画「セブンイヤーズinチベット」でも。

あと日本のマフィア系の映画をやれば出てはったように思います。

「ライジング・サン」とか。



神戸生まれで、米国ロサンジェルスで一生懸命俳優として生きた人です。

ハリウッド映画に出てくる日本のシーンが「間違ってる」といい続けた人。

障子、忍者、日本庭園、着物、芸者の化粧、言葉、サムライの仕草、刀。。。

何もかもが曲げて再現されて情緒を失っていることを残念がって居られた人。



もう一方、アメリカに居た私を心底はげましてくれた大ヒット映画

「カラテ・キッド」(日本ではベスト・キッドと呼ばれているのだったっけ?)の

お師匠さん=ミスター宮城を演じたPat Moritaさんと並んで、

アメリカで大活躍する日本のSuper凄いオッチャンの代表格です。

この人たちが出てると、私はいつも映画に釘付けになっていたモンです。

その真剣さと、アジアの強さに涙さえも出てきたもんです。



あなたたちの映画を見た後は、

どんな高飛車な態度で出てくる外国人にもひるまず対応できた。

自分の生まれと育ち方に一本通った「Japanese」の血統で胸が張れました。



素敵な人々が亡くなると、

ほんまに力が抜けそうになるけど、がんばります。

そっと天から世界の平和と、日本人の真の目覚めを祈っててください。

素晴らしい作品をありがとうございました。

あなたは私に、外国で生きる東洋人としての誇りを教えてくれました。


おじいちゃんの役やっても

あなたはいつでも私にはSEXYな大人の男性に見えていましたよ。

大好き。。。揺れるハート

どうぞ安らかにお眠り下さい。いつかお逢いしましょう。


今も、日本にはまったくと言っていいほど知ってもらうことなく

L.A.でNYCで世界中で身体張って生きている日本の人たち、

あなたたちを尊敬して、エールを送ります。

日本にいても感じてますよ。そのパワー。


http://www.m-cinema.info/myalbum+photo.lid+4101.htm

http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=ps&id=48808


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2006年07月04日

PANTHER(パンサー)

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1995年の映画作品『PANTHER』のサントラです。

すべてはこのMovieを見ていただければわかるので、説明はしません。

Black Musicが好きなら、Black peopleの闘いの歴史を見るべきです。

事実に基づくこの作品が、なぜアメリカでも葬り去られようとしているのか。


情報コントロールされ続けるこんな狭い”世界”。

自分から踏み込んでしか知ることの出来ない「真実」。


このサントラのなかの一曲にあるように、

昔も、そして驚くなかれ、今も、

The world is a ghetto.

何も変わってない。

変わったかのように思わされているだけ。

そんな寒気がずっとしています。

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私たちchi-B&masta.Gのフラッグに、私が書いたフレーズ、

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Express yourself&Stay unchained.
(自己表現をせよ。鎖につながれるな。)は

この映画からインスピレイションを受けて、ずっと以前に書いたものです。



最近のBlack Musicしか知らない若い人へ…、

あなたたちの愛する天才的ラッパー、

今は亡きTupac Shakur(トゥパック)の母親も

黒人自警団ブラック・パンサー党の党員でありました。

Tupacを身ごもったときにも、白人警察を相手に思想的に闘っていました。

http://www.2pacjapan.net/true/index.html(このサイトに詳細あり)

自分の子供がいつか黒人達を救うと信じていたそうです。

ね。そんな昔の話じゃないんです。



私のAfrican-Americanの女友達、

彼女の家にあった大きな地球儀は…真っ黒でした。


アメリカ大陸を発見したコロンブスを

”泥棒で人殺しのレイピスト(レイプ犯)”と、

私に話してくれたBlackのアーティストのことも忘れられません。

その人の友達の作ったT-シャツには、

コロンブスの船が描かれ、

その上にデカく太く赤で× の意味の斜線が書いてました。

それを着て、アメリカの街を歩くのは勇気のいることなんです。

もうファッションのレベルじゃなく、危険を承知で着ることなんです。


レゲエも含むすべてのAfricanルーツの音楽は、

この思想を踏まえて、遠く私たちの国まで届くほどのパワーを持ったのです。

かっこいい、だけでは片付けられないことです。

一度ご覧になることをお薦めします。サントラも最高の出来です。

昔の曲と新しい(とはいえ10年前だけど)RAPやR&Bのコラボレーションです。


試聴してみたい人は、こちらでどうぞ…

http://www.amazon.com/gp/product/B000001EBY/ref=pd_ecc_rvi_1/002-4713492-8716816?ie=UTF8


<あとがき>

この記事を書き上げた今は、7月5日0:00。アメリカでは7月4日。

奇しくも今日は”The 4th of July”そう、アメリカの独立記念日です。

なにか背筋がゾクゾクっとする因縁を感じます。

そんな私は、動物占いによると…

「黒豹」a black panther=ブラック・パンサー。出来すぎたホントの話。

PEACE & BLESSINGS... to all good people. STAND!
posted by chi-B at 23:57| 大阪 ☁| Comment(3) | 映画/サントラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月30日

ヒップホップfilms

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久しぶりに映画のサントラのお話。。。
今日は私をノックアウトしたヒップホップものオンパレード。
かな〜りDeepな内容の映画ばっかりですよ〜。必見もんばっかり。


「わからん人放っときますよ。義務教育やないねからね」

 って知ってる?天才芸人テントさんの有名すぎる持ちネタです。
あの人すきやねん。さすが上岡龍太郎さん(揺れるハート)のお弟子っさんです。


では!とりあえず私の大好きなのを幾つか…。



<プロローグ> まず、何がいいかっていうと♪

 L.A.は映画の街でもあって(ハリウッドのあるところですから)、毎週毎週新しい作品が出てきては、たくさんある映画館でやっています。私は、African-American(俗にいうアメリカの”黒人さん”←この言葉は苦手)関係の映画はぜんぶみたくて、またしても一人でよく映画館に行ってました。

 大物の作品に混じって、予算の少ないいわゆるB級が特に掘り出し物が多いです。日本では映画館で見るチャンスも低いしねぇ。こういうレアな映画は、本場の場末の映画館で、それでも数日間はお客さんがたっぷり入ってます。ブラックのカップルのデートコースみたいになってるようでした。

 というのは、ストーリーは普通のアメリカの日常であっても、音楽が素晴らしいからです。全編に、鳥肌モノのヒップホップやソウル・ミュージックやジャズが流れていて、観客もノリノリ、私もワクワクときたもんだ!

 オムニバスのサントラには、これ以上ない位リアルな、ストーリーに密着した曲がこれでもか!と入っていて、宝物です。そして、次の世代の音楽を生み出す新しいミュージシャン達も、古いクラシックなR&BやSOULミュージックをうんと愛し、尊敬して大切にしていることも「Black LOVE」を感じます。
世界に誇れる文化ですからね〜。。。


<BODY> こんな傑作があったよね。知らない人もちょっと見てみてね。
     これ多分、内容の暗いもん順になってしまってます。
     ダークからブライトへの順ね。へヴィー級からフライ級への順。


MENACE U SOCIETY

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 この映画は気持ちのひだひだに染み入ります。痛いほどに。
 同じ人種、しかも才能あふれるブラザー同士が殺しあう現実に
 黄色い日本人ながらも胸が痛みます。
 L.A.のギャング事情(当時のそのままのリアルなストーリーです。日常。)
 を映画館でですが、垣間見ることが出来ます。祈りを禁じえません。
 平和の意味をふかく考えさせられます。女の子ならではの哀しみも。


http://www.amazon.com/gp/product/B0000004ZY/qid=1148918098/sr=2-1/ref=pd_bbs_b_2_1/002-5267383-9184816?s=music&v=glance&n=5174
(試聴できます。ホンマにかっこエエですよ。本気がにじみ出て流れて出して…。)


SOUTH CENTRAL

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 サウスセントラル…それは貧しいAfrican-Americanが多く住む地域です。
 ふつう、観光客達が足を踏み入れることはほとんどないところ。
 そこで、こうして、ドラマが現実となって繰り返されていることでしょう。
 巻き込まれて、翻弄されるのは、いつも「幼い子供」。
 ギャングに憬れて、お金さえあればとにかく最高のイイ暮らしができると、
 信じさせられて犯罪に手を染める。救えるのはもはや「親の愛」だけ。
 当地近辺で見たので余計にゾクゾクと、現実感を感じたものです。


http://www.amazon.com/gp/product/B000000OCH/ref=imdbpov_dvd_3/002-5267383-9184816?%5Fencoding=UTF8&v=glance&n=5174 
(聞きほれます)



JUICE

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 これが日本ではかなり有名かもしれませんね。2パック出てますので。
 だけど、ここでのDJバトルは凄いよね。
 ラッパーのバトルも白熱しますが、DJのバトル…スクラッチやMIXの技の披露。
 こういうの一回見てみたいです。間近で。本気のヤツを。
 それと私の大先生(勝手に云ってるだけ)Queen Latifahもエエ味だしてます。
 これもまたギャングものでもあります。
 とにかく私は才能ありすぎるほどあるブラザー達が殺しあうのが、
 たまらなくもったいないし、寂しいんです。日本人でも同じこと。


http://www.amazon.com/gp/product/B000002OIU/qid=1148918248/sr=2-1/ref=pd_bbs_b_2_1/002-5267383-9184816?s=music&v=glance&n=5174
(このジャケットは超有名でしょ? 日本でも真似してこのデザインの
 ジャケットにしてるラッパーたちが 大勢居ましたもんね。
 盗作ちゃうん?ええん?深くは聞かない。)



FRIDAY

無題.bmp

 この映画で私はクリス・タッカーに初お目見えして好きになったです。
 Jチェンとの競作で有名になるよりずっと昔に。
 これもL.A.のAfrican-Americanの日常。。。内容はもう日常そのもの。
 でも、かなり良い選曲と、かなり笑える凝った映像で、めっちゃいい映画。

 余談ですが、この映画がL.A.の映画館で上映され始めた頃、
 African-Americanの友達♂が、なんとかタダで友達にも見せようと、
 自分のかぶってた帽子に小型のビデオカメラをセットして、録画を!
 (悪いことですので、真似しないでね。お金なかったのよ、みんなね。)
 
 ワル〜い画質と音質ながらも、写ってたのを見せてもらってたけど、
 撮影している本人が音楽に合わせて頭をびみょうーに振ってるもんだから、
 グラグラして酔いかけます。。。ほんま笑ったわ。。。いい思い出。

 NEXT FRIDAYという続編がありますが、まだ見てないねん。おもしろいやろね。


http://www.amazon.com/gp/product/B000003B4L/qid=1148918318/sr=2-1/ref=pd_bbs_b_2_1/002-5267383-9184816?s=music&v=glance&n=5174
(chi-Bの愛聴盤。
 とにかくブーツィー・コリンズとかもうど真ん中ストライク!
 私はエロエロなファンクが大好物なんです。Soulのスロージャムも大好物。
 すべての味がそろったナイスなサントラです。)



CB4 chi-Bの秘蔵中の秘蔵アルバム

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 この映画は思いで深いです。特にサントラが。
 すっごい音しててん。多くの日本の人が聞いたことないような音色です。

 特にSweat Of My Balls(○玉に汗…男の子が汗ってる時やねw)の音。。。

 決してうるさいんじゃないねん。新しいんです。迫力がある踊れる音。
 騙されたと思ってサンプル聞いてみて。腰揺れるから、ふっつう。
 これ以上かっこいいのあったら教えて。。。プリーズ。

 私が「Rapper's Delight」をコピーしてステージでやったのも、
 実は元のシュガーヒルギャングではなく、
 この映画の中のバージョンでカバーしてるのを聞いてやる気になったねん。
 荒っぽいですが、聞いてくださるなら、ココです。
 http://chib.seesaa.net/article/7858663.html#comment

 masta.Gが日本からL.A.にやってきた日に、車で空港までお迎えに行ったとき、
 私はしっかりと、このサントラを仕込んで行きましたとも。
 そして、ころあいを見計らって、カセットをそっと用意して、
 「あのぅ、これ聴いてみて〜。」とかけたのがSweat Of My Ballsでした。
 一発で気に入っていました。

「おおお〜。ごっつい音やなぁ。何コレ??」って興味津々。
 
 さっそく映画館に連れて行って差しあげましたが、
 時差ぼけのため、ほとんどグラグラ状態でストーリーは覚えてないらしい。
 (内容はL.A.のショウビジネスの裏話のデフォルメ…コメディーです。)
 でも、音楽は最高に気に入ってくれました。

 FRIDAYで男前のクリス・タッカーに焦がれ、
 そしてCB4でおちゃめなクリス・ロックにきゅんとして、
 私はコメディアンのSEXYさをバッチリとこの目に焼き付けたもんです。
 

http://www.amazon.com/gp/product/B000002ON5/qid=1148908603/sr=2-1/ref=pd_bbs_b_2_1/002-5267383-9184816?s=music&v=glance&n=5174
(これ以上のパワフルなサントラはまだ知らない。。。もうベタぼれ。)


以上です。新しいのじゃないけど、ぜったいにいいのんばっかり。
また機会があったら映画も見てね。

今日はヒップホップ系の映画ばっかりでしたね。
まだまだソウル/R&Bものも知ってるで!
またいつか機会があれば書きますね。
「ポジディヴ・バイヴレーション」がテーマなのを探しておきます。


<エピローグ> ただの映画ではないパワーをくれた作品群でした。

アフリカから奴隷として、見知らぬ大陸へ無理やり連れてこられた人たち。
いじめられ、こきつかわれながらも、音楽と家族愛を強く持ち続けた人たち。

困難を真正面から突きつけられても、
ここまで自分たちのカルチャーを磨き上げて、音楽を発展させてきた人たち。

私に生きる力と、明るい精神力と、拭い去れないブルーズを教えてくれた、
このAfrican-American(アフリカ系アメリカ人)の偉大な力に、
愛と尊敬をほんまに感じています。好きでタマリマセン。

長い書き込みを読んでくれてありがとうございました。
曲も聴いてみてね。映画も観てみてね。まっサラの気持ちで。

ONE LOVE!
posted by chi-B at 00:47| 大阪 ☁| Comment(0) | 映画/サントラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月01日

ワイルドスタイルの巻

eyes2.gif


映画について書き出すと、キリがないとは思いつつ、
数ある名作の中から、私と音楽を強く結びつけるキッカケをくれたものは、
このブログで特に選りすぐって紹介しています。

今日は…衝撃以外の何ものでもなく、

まったく新しい、未知の音を私にもたらしてくれた名作。。。


コレです。

ws_promo.gif



この映画が日本にやってきた頃は、バブルの始まる頃だったでしょうか。
私は、いろんな映画を一人で観に行くことが楽しみでした。
一人で行って、思いっきり浸れる映画を探していました。

一人で行っていたのは、サミシそうに思うでしょうが、w
終わってもまた立ち上がらずにもう一度見たいときもあるし、
映画を観終わって、外に出たときに、
「さぁ、なに食べる〜♪」みたいな不感症な言葉を
吐きたくないor聞きたくなかったからかな。(生意気でゴメンなさいあせあせ(飛び散る汗)

音楽に、映像に、そして外国ならではの物語に強く惹かれて、
思いっきり栄養源を摂り込んでいたた頃かもしれませんね。

ある日、家に送られてきた父宛の雑誌をパラパラ見ていて、
ふと手が止まった映画紹介の記事。

いくつもある映画紹介の中から、
なんでか目に飛び込んできた写真とタイトル。


「ん?ワイルド・スタイル…?野生のスタイル?
 この映画、どんなんだろぅ?」


短い解説を読んでみた。。。
細かいところは覚えていませんが、目に飛び込んできたキーワードは、

「ニューヨーク黒人音楽で最先端の…」

「ドキュメンタリータッチのフィルム…」

「ヒップホップと呼ばれるストリート音楽…」

「ブレイクダンス…」


ヒップホップ…ヒップホップ…

いくらグルグル検索してみても、私の頭の辞書にはない名前でした。
「ヒップ」はよく外国人たちと話す時に出てきてて、
「カッコいいね〜!」という感じを伝える時に使っていたけど、
ホップは???なんやろ、なんやろーーー。グルグル。。。


私の中のアンテナみたいなものがビビビビ〜ンひらめき
胸騒ぎがワサワサ〜ンるんるん


「よし!イクで〜!!」


いつものように一人、平日の電車に乗り込み、難波の映画館へ。
席はガラガラ。。。
さぼってる会社員が画面も観ずに寝てるだけの閑古鳥。。。

「よっしゃ〜!!こういうのエエ感じやねーーー!!」(その方が好きな人)


Graffiti...グラフィティ

始まった途端、

NYを走る電車に描かれた落書き…
どうやら映画のセリフを聞いてると”グラフィティ”とかいうらしい。
しかも夜真っ暗な中、
こっそりと電車に忍び寄って、スプレーの缶をカラカラ振って、

「しゅ〜〜ッッ」もひとつ「しゅ〜しゅ、しゅ〜っッ」
見つかりそうになって走って逃げる登場人物たち。。。


「ひぇぇぇぇ〜ナンかメチャクチャ上手いやんか。ナンやコレ???」


Break Dance...ブレイクダンス

で、イキナリ始まるダンス・パーティーが…

え?ベニヤ板の上で逆立ちして廻ってるがな!!ナンやコレ〜?????
 おぉ〜関節とか柔らか〜。。。」


Rap...ラップ

で、音楽。

へっ?歌うって言うよりしゃべってる?
 でもカッコエエヤンか!ナンやねんコレ〜〜??????」


そして最高に驚いたのは。。。


DJ's...ディージェイ

ウワッ!レコード手で触ってるで!
 というより、無理やりに回して針でコスッテルがな!
 そんなことなんで思いついた??ナンやこの人ら〜〜〜??????」


レコードといえば高級品で、
手垢がつかないように、落とさないように、
聴く前と聴いた後には必ずスプレーをして、クリーナーで掃除。。。
大事に大事に扱うものだと、日本のみんなが遂行していた時代です。

(約20年以上前の話してます。。。念のため。。。)

その衝撃というか、唖然とする気持ち、想像つきますか?
針でこすって、「びゅ〜〜ッ」と言わすことなんて
「罪」であり「罰」を与えられるかもしれない頃の話ですよ。

それをもう
ブシッ、ブシッ、ブシッ、ブシッ!! ジュク、ジュク、ジュー!!!って。

驚いて当然でしょう?心を引っかかれてるように感じましたよ。
汗出るような感触の音です。身体の深〜ぃ処で共鳴する感じの。

最高にかっこよく、
貧しい若者が、ソウルフルに熱く打ち込んでいる姿。。。


これがヒップホップなんや。。。

まったく新しい音楽の時代がきたんや!と痛感したものでした。

「今から先、確実に何かが変わる」と私は確信しました。
まだ知る人は少ないだろうけど、
これは爆発的に伝染するぞ、という気持ちです。


帰り道に立ち寄ったのは、
行くところといえばココしかなかったお店BAGUS。
masta.Gがマスターをしていた音楽のお店です。

今見てきた興奮を、
必死になって辻川”masta.G”雅治さんに語るchi-Bっこ。

その話を聞いて、
「そうか!僕も明日さっそく行ってくるわ!!!」

話の早いのがmasta.Gさんのステキなところです。
この人もかなりのアンテナの持ち主です。パラボラ?より凄いアンテナ。


後日、BAGUSに行ってみると、
お店のガラスのところに「ワイルド・スタイル」のシールが貼ってました。

聞けば、最終まで映画館で粘って、ずーーーーっと観てたそうです。

「新しいな。アレは凄いことやな。」と。。。

わかってもらえてHAPPYなchi-Bっこでした。

新しいものを生み出すパワー、
これは芸術には不可欠な力です。

つくろうと思って狙ったわけではなく、
誰の真似でもなく、
毎日の生活から湧き出してくる力です。

それをリアル・タイムで見届け、体験したことが、
私にとっては幸せな出会いでした。

その後、しばらくは、
「ヒップホップなんて音楽とは言えないよ!」とか
したり顔で言う人たちがアメリカにも日本にもたくさん居ましたし、

ヒップホップが好き、というと
音楽好きの人にちょっとバカにされるような風潮もありましたよね。

でもやっぱり、

今見てみ!

ヒップホップは生き残っただけでなく、
世界中に広まって、
ファンやワナビーズを生み続けてるやんか。

まずは白人のロックと結びついてWalk this way〜♪♪と爆発して、
じわじわとソウルミュージックやR&Bとも一体化して、
ゴスペルの世界にもスパッと入り込んで、
ジャズとも融合して、最先端を走ってるやんか。


やっぱり

ええもんは、ええ!ねんってことですよね!

すごい。
今改めて考えてみても
あの日の出会いは、すごいことやったんやわ。。。うわ〜ぁ。合掌〜。

ビデオも出てます。DVDも出てます。
そしてCDも。。。OLD SKOOLですねぇ。

B00000344K.01.MZZZZZZZ


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000344K/allabout-22/503-5236355-3061515 
で試聴できます。骨太です。


GRAFFITI、RAP、DJ、BREAKDANCE So-Called 4 ELEMENTS of HIPHOP

Jus' so amazing. I've got nuttin' but love for African-American music.
posted by chi-B at 23:58| 大阪 ☁| Comment(0) | 映画/サントラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月11日

Pink Floyd The Wall

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今日はchi-Bにしては珍しい白人音楽のお話。それもUK的な。

Pink Floydは当初その名前しか知らなかったし、興味さえなかった。
私が生まれて初めて単身留学というものをした頃の話です。
日本の大学を3月に卒業した、そのすぐ後の6月に出発しました。

アメリカは南イリノイの片田舎Carbondale=カーボンデイル。
南イリノイ大学が中心となって出来あがっている街です。
周りはトウモロコシ畑と高層ビルの学生寮群。

たった一軒のディスコその名はCarbondale Bar。
たった一軒の銀行その名もBank of Carbondale。
たった一軒のShoppingモール名前はThe Mall。
レストランと学校と居酒屋数件と校内外の学生寮の建物しかなくて。

映画館も学校の中と、街の中にたった一軒ずつ。
学生の街だから治安はイイだろうから、と
危険なアメリカから私の身を守ろうと、
親や周りの大人たちの許しが出たその退屈な街にも、それは来たのでした。

映画 The Wall(壁)音楽は全編 Pink Floydが手がける作品。

B000006TRV.01.MZZZZZZZ


生来、映画好きの私は、街に来る映画はどれも見に行っていました。
学生割引があるので、週に何度も。英語の練習にもなるということで。

トリプルXなポルノ映画まで一人で見に行く、勇気ある日本人女性でした。
(かなり珍しがられたけど、どんな経験もしたかったので。w)
ちなみに「Xエックス」の数で、そのハードさが変わります。
トリプルは、最強レベルで、女の観客はほとんど居ません。
グロテスクに近い作品です。

X-RATEDの話から戻して…(今日はその話題とは違いましたねend


ある日曜日、寮の仲間のマレーシア空軍からの留学生男子数人と、
「The Wallって来てるけど、行ってみる??面白いんかなぁ??」
という話になって、学校の中の映画館へと。。。
学校の中にはボーリング場からゲームセンター、映画館、病院、
なんでもあったのでした。

始まった途端から、

あ・・・。


これって・・・。


かなりヤバイんでは・・・???


とすぐに直感。


その音楽の攻撃的なことと、映画のなかで繰り広げられる物語。
セリフが分かるとか、ワカランとか、関係なかったですね。
映像と流れる音楽に、観客の身体中が反応していました。

特にメインとなる曲Another Brick In The Wallの過激さ。

We don't need no education
(僕らは教育なんていらない!)

We don't need no thought control
(思想のコントロールなんてして欲しくない!)

No dark sarcasm in the classroom
(教室で暗い皮肉をぶつけられるのなんてゴメンだ!)

Teachers leave them kids alone
(教師よ、子供にかまわないでくれ!)

Hey teacher leave them kids alone
(ヘイ!先生よ、子供から手を引け)

All in all it's just another brick in the wall
(結局は壁のなかの一つのブロックじゃないか)

All in all you're just another brick in the wall
(先生、あんたらだって、とどのつまりは
 壁の中のブロックの一個にすぎないんだよ)


対訳 by chi-B


いやいや〜。強烈に心にきました。
そんな考え方は、日本に居る私には芽生えては居なかったし、
反抗期を迎えた頃から学校というものに対して、
鬱積した、表現しようのない複雑な想いはあったものの、
それは自分自身に問題があるように思っていたと思うし、
新発想を極限に近いリアルなリリックでぶつけられたのは初めてでした。

一回、寮に戻って、
また違う日にもう一度見に行きましたもん。
背筋伸ばして見てたように思います。
だいぶ考えさせられました。

それからしばらくの間、この映画は街中を席巻していました。

寮のあちこちの部屋から、この映画のサントラ盤の曲が
廊下に響き渡るような大音響で流れていました。
みんなかなーりヤラレタんでしょうねぇ。

特にアメリカの白人の女の子達には「キタ〜」みたいでしたよ。
何といっても主役を演じるボブ・ゲルドフがピカイチの男前ですもん。
熱に浮かされたように、繰り返して聴いてました。
私も日本に帰ってからさっそくレコード買いましたね。
今も持っています。

<参考までに>
イギリスでは5日間で34万枚を売り上げた。
発売1週間でナンバー1を獲得し、翌年の1月には100万枚を売り上げ、
プラチナ・ディスクを獲得した。<ということです。>

こういうHard Coreな音楽になると、
もはやヒップホップだからナンだからとかは関係ないと思うね。
やっぱりクリエイトする者の「精神」や「思想」の問題ですよ。

音楽する精神はこうであって欲しいし、ありたいですね。
誰にもきっとある真の敵と音楽で闘っていて欲しい。
権力社会や、金権社会や、理不尽なことと。
しかも、スケール小さくチマ、チマとやるのではなく、

出来ることなら”がっつ〜ん!!”とかませれば最高ですね。
胸がすくほどの技やメッセージをもってして。
そのためにも、磨き続けなきゃね。武器(楽器、声、思い)を。

ロック好きな人、ぜひとも頑張って!パンク好きな人、わかるよね。
フォークソングも本来は闘う音楽でもあるんですよ!
もちろんブラック・ルーツは、それを忘れちゃーオシマイですよね。

でもって「愛」。これらは表裏一体と、私は思っています。

KEEP THE WORLD ROCKIN!

いつの日か、日本を根底から揺るがせるような作品が
爆発するみたいに生まれてくるのを見届けたいし、
自分もそれに向かってSOULを鍛えたいもんです。

今日はそんな映画とサントラの御紹介でした。
こんなサイトもあります。http://www.thewalldvd.com/

ドキュメンタリーやメイキングビデオの視聴をしてみてね。
http://www.thewalldvd.com/specs.html
(いつくかの赤文字のLinkをクリックすると、映像が少し見れます。)
ちょっとしか見れないけど、雰囲気は伝わるかな。。。

あ、心してみてね。過激だから。
気の弱い人はご遠慮下さい。


日本のネットも調べたけど、
どうもいまいち本質を語ってないように思いました。
単なるロックのいち作品としか説明されていないようです。
戦争で父を亡くした、とあるロックスターの妄想・幻想の物語だと。

それにこの映画は日本ではそう話題にはならなかったと思います。
なれば大変なことになると判断したのでしょうか。わからんけど。

思想のコントロールの危険さ…

それこそ、この過激な美しくも哀しい映画の「核」だと、
私には思えてならないのです。
posted by chi-B at 01:46| 大阪 ☁| Comment(2) | 映画/サントラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月17日

TheRockyHorrorPictureShow

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今なんかものすごい勢いで風が吹いています。

バタン バタンと音がしてます。

ヒューとかゴーっていう唸りも聞こえる。



今夜から明日の朝にかけて低気圧が通るねんて。

雷や大雨になるとかいう話です。雷はアカン…こわすぎる。

明日のスタジオ行きまでには止むかなぁ。。。(-人-)



ちょっと息抜きに、今さらだけどThe Rocky Horror Picture Showを

いろんなサイトで探して見て、音楽も聞いてました。

嵐の夜から始まるあの性倒錯と狂気のストーリーを思い出してたからか!

だからこんな不気味な天気になってんの?なわけないね。



見たことある人いますか?「ロッキーホラーピクチャーショウ」

あれはもう絶対にアメリカの劇場で見ないと。あんな映画は唯一無二です。

映画も観客も、超オバカだし、音楽にあふれてるし、

♀も♂もとにかく狂ってるよね。

お客はほとんど高校生や大学生たちですから元気元気。ヘベレケ?状態。

私は今までに何回も何回も見ました。

イリノイ州カーボンデイルで、ロスアンジェルスで。

だって、どこへ行っても毎週映画館でやってるんやもん。

真夜中の12時くらいから。。。



さっき見てたらもう発表されたのが30年ほど前の映画なんやね。

それでもアメリカ各地では、今の今もずーーと週末にはどこかで必ず、

(驚いたことに日本でも)

ファン達が上映にこぎつけて、通路や舞台で映画に合わせて

同じ様な衣装つけて、わめいて、水撒いて、ポップコーン放り投げて、

画面に向かって「A** Hole!」とののしり、

飛び跳ねて踊り狂ってるのが目に見えます。。。なんちゅうパワー!



あの映画は永久に不滅なんやと思う。特にアメリカ(白人的)社会では。

アメリカで、観客のパフォーマンスを初めて目の当たりにした時の恐怖心。

(なんといっても20歳ちょい越えの英語もひとつ?な大和撫子でしたからw)

そして、その後にやってくる開放感と爆笑は一生忘れません。

「ア、アメリカって…めちゃくちゃするんや。この人ら狂ってるわ。」

とカルチャーショックで一発KOでした。

隣に座ってた人たちがイキナリ立ち上がって踊りだす驚き、想像つく?



よく考えたらスーザン・サランドンがJanet役だったんですねぇ。若い!

今から想像つきませんね。ぶっ飛んでハチャメチャやってるもんね。

彼女がTouch-A Touch-A Touch Me(好きな曲揺れるハート)を歌いだすと、

男の観客数名が走って舞台に上がって、

スクリーンでアップになったジャネットの身体をペタペタと触ってたのを

思い出しました。それがサッと来てササっとやってパッといなくなって

映画の邪魔にならないのも訓練済みで。セリフはもちろん暗記してるし。


それにティム・カリー!!この人は好きな俳優です。

しかし、あの網タイツ、ハイヒール、厚化粧、ボンテージ・ファッション、

あそこまで異様さを醸し出して似合う男優さんもめずらしいかも。

はまり役でした。出演するのにだいぶん悩んだらしいですが。

曲は全部あのセムシの執事役の人が書いてたと、さっき知りました。



昔はこんな感じの外国のロック・オペラみたいな映画がたくさんあったね。

他にも音楽映画がアメリカからイギリスからたくさんやって来てました。

高校の頃いつも一人で見に行ったもんです。おこづかい握って。

大画面でコンサートの様子を見るのも乙なものでした。

映画だと分かっていても、映画館にいる日本人の観客は

歌ってたり、叫んでたり、手拍子してたり、泣いてたり…。いろいろ。

いまはそういう映画はもうないのかな???だとしたら寂しいね。


Let's do the Time Warp again! Don't dream it! Be it!
  The Rocky Horror Picture Show挿入歌より。
posted by chi-B at 01:45| 大阪 ☔| Comment(0) | 映画/サントラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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