2010年05月31日

水島〜、一緒に日本へ帰ろう!


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ただ今、次回のBAGUS NIGHT vol.3の構想を練っております。今度のLIVEは今までとちょっと違う感覚でやってみようと思ってますので、どうぞお楽しみに。日程は9月3日の予定です。内容は近日発表できると思います。まだ先ですが、どうぞスケジュールを空けておいて頂いて、アメリカ村サンホールまで見に来て下さいな。よろしくね。その前にも何か入るかも知れません。また詳細など決まりましたらスグにお知らせします。

最近、中学3年生のクラスメイトが30年ぶりに集まる同窓会があったのですが、私は行けませんでした〜。もしかしたらこのブログまで来てくれている人が居るかもしれません。(どうやろか…)もしも居られたら、来てくれてありがとう。同窓会行けなくてゴメンネ。会いたかったね。どうぞ元気にしてて下さいね。もし都合がついたらLIVEを見に来て下さい。そして声をかけて下さいね。楽しみにしています。中学生のあの頃は、みんなそれなりに悩みもして、子供らしくいっぱい遊んで、元気だったねえ。一口に30年と云うけれど、30年は長いです。話しつくせないほど色んなことがあったことでしょう。なつかしい顔を見たかったなあ。私はと云えば、まるで水島上等兵みたいな気持でした。竪琴で埴生の宿を奏でながら、皆といっしょには行けずに赤土の上を、後ろ髪引かれながら離れて行くような。わかるかな。(水島上等兵の置かれた立場ほど深刻とは言えないし、なによりも竪琴は弾けないけどネ。でもあのシーンがどうしようもなく頭の片隅に浮かんでました。)どうぞこれからもお元気で。

では、すべての皆さん、今週も健康でLet's keep it going!! 寒暖の差があるので、風邪に気をつけて下さい。またね〜。


chi-B&masta.Gの音楽の試聴、今日はMyspaceで。

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2010年05月29日

Afro Samurai(アフロ・サムライ)


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アメリカ、バージニアにお住まいのDavidさん(覚えてる人いるかな?ラッパー50セントの叔父さんネ。)から、君に捧げたい曲があるから聴いてとメッセージが来た。Afro Samuraiのサウンドトラックからの一曲『The Walk』だと書いてある。知らないのは私だけなのか…アフロ・サムライ…皆さんは御存知でしたか?どうやら日本人アーティストが限定発売したコミックを、かのサミュエル・L・ジャクソンさんが主役の声をやって、アメリカの大手ケーブル・チャンネルで放送したところ大反響だったらしい。日本でも公開されていたようですが、今はどうなんでしょうかね?調べようとしたけども、いまいち分からない。私はアニメーションにはまったく興味が無いのでノー・マークでしたが、”君に捧げたい”と云われてはチェックしないわけにはいかない!あんまり期待せずに、まんまアニメのyoutubeを再生してみたら、これがなんと大好きなソウル・ミュージック、それも大好物のSlow Jam。冒頭のSamuraiとお菊(という女性らしい。忍者なのか武家のお嬢様なのかはたまた町娘なのか何なのか…)の別れを匂わす会話も色っぽいし〜。調べてみたら、それもそのはず、アメリカのHIPHOPを聴く人なら知らない人のいないウータン・クランのRZAがサントラを担当してるではないですか。






サミュエルさんの「かたじけない。」は、仕方ないとはいえ、かなりたどたどしいけど、「私のもとから旅立たれるのでしたら、お願いです…。無理を聞いて下さる事ができるなら、もう一日だけ。一緒に花火を見てからにしてくださいますか。」と云うお菊さんが最高にセクシーであります。古き良き、つつましやかでもBody&Soulにくらくらするほどの情熱を秘めた日本女性って感じがよく出てます!こんなSlow Jamがあったなんて〜。Davidさん、久々にうっとりさせてくれる一曲をどうもありがとね。黒人映画のサウンド・トラックはほんとに侮れない。イイ曲が隠れてることが多くて。このAfro Samuraiのサントラ、もちろんrapものもたくさん入っています。

Hollywoodに住んでいたとき、ブラック・ミュージックのラジオをいつでも聴いていた私が特に楽しみにしていたのは、ウィーク・エンドの深夜になると始まるSlow Jamしか流さない番組でした。番組名はうろ覚えですが、『Mid Night Jam』だったかなぁ。恋人同士がお互いにdedicateする(捧げる)ためにメッセージをつけて名前入りで送るリクエストを、余計なトークは一切なしで延々とかけていました。愛がいっぱい詰まった言葉と選曲をじっくりと聴き込みたくて、7、8メートルはある長〜いコードのついたヘッドホンを部屋のCDラジカセにつないで広いバルコニーまで出て、ヴォリューム上げてじっくりと味わったものでした。ひんやりしたLAの夜空に、しっとり流れる曲の数々は本当に美しかったな〜。あんなラジオ番組、日本でもあるといいのにネ。もっと大人な感じのねえ。あなたなら、誰に、どの歌を、贈りたいですか?心の中だけでいいから、そおっと選んでみて下さいな。


chi-B&masta.Gの音楽の試聴とダウンロードはMusic Forteでどうぞ。

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2010年05月26日

Will your love wait?


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何ヶ月か前に、カリフォルニアのTomさんから、御自身の作詞/作曲による『Love Will Wait』という曲を歌ってくれる?とのオファーを頂いて、私chi-Bのボーカル・masta.GのファイナルMIXで作って、このブログにもアップしていたのを聴いて下さった方も居られると思います。あの後、Tomさんから改善点の御希望がいろいろと送られてきて、それをよく読んでから改めて録音をしました。前よりもゆ〜ったりとして”愛”も深くなったかな?と思います。masta.Gのmix具合もさらに手が加わりました。コチラで全曲試聴できますので、よかったら、と云うよりも、ぜひhi-fiで聴いてみて下さいな。Tomさんは、この2nd.テイクを気に入って下さって、まだここにコーラスなどのボーカルやら音を加えて、近い将来iTunes Music Storeで発売することを決めたそうです。どんなになるのかなぁ〜と、手元を離れた今は楽しみに待つのみです。この曲は、自分で作ったのではないので、私の他の曲の雰囲気とはかけ離れているでしょう?他のミュージシャンと曲を作るというのは、それが楽しいところです。未だかつて食べたことのないディッシュが出てくるみたいに。

音楽を作り出して数年たった頃、初めてBAGUS(masta.G経営のライブハウス。現在はもう閉店しています。)以外のライブハウスでLIVEをやることに決まった時、そのお店から話しに来ていた人が「QueenBさん(当時のステージ・ネームであります)の音楽は、癒し系ですからネ。」と言うのを聞いて、私はすごく妙な気持がしたものでした。当時、この”癒し系”というフレーズが流行っていて、アイドルも癒し系と呼ばれる人たちが人気を博していたのですが、私はそんなつもりで音楽を作っている気などまったくなかったし、それよりも、自分の周りの人間社会や音楽に対して問題提議、あるいは挑戦をしているつもりさえあったからかな、と思います。(と言っても、当時の私は英語だけを使って作詞していたから、言いたいこともそうそう通じるわけもなかったのですが…笑)なんだか、そんな安直なひとことで表現されることが嫌でたまらない気がしたものでした。

ただ、自分なりに心のアップ・ダウンを超えてきた今になってみると、別にね、「何と思って下さってもイイんです!」なんです。居直りでも何でもなく、受け取ってくれる人の思うように、感じるように、でいいんですわ。癒されたわ〜と感じて下さるなら、それはBeautiful!だし、違うことを感じたとしても、それはリスナー自身の内側の心のことだから、それでAlrightです。音を出したその後の影響を、あれこれしようと考えて作れるような私でもなく、湧き出してくるものを外に出そうとしているそれだけなのです。これから先、どんなものが出来上がって行くのか、どう変化していくのか、それは私にだってわかりません。海の波のように、風向きのように、二度と同じようにはならないでしょう。今後も変わらず心することは、kazhさんとmasta.Gさんと共に音楽をするには欠かすことのできない16-beat-grooveを、とことん追求して体得して行こうとする姿勢と、楽音としてのネイロとしての発声をするように鍛錬していくこと。その他の部分は、日々の暮らしや心模様次第です。chi-Bの音楽は、chi-Bの成長の過程とともにあります。未完成の物語…完成なんてないであろう実録の連続です。足のつかないうねる海の中で、浮き輪もつけずに、怖がらないで長く泳げることに憧れるのと似てるかも知れないけど、こればっかりは、安易に言葉にしてしまうとチョッとズレるような気もする私です。

そうそう、数日前にブログ記事に書いた黒人の小説家Brooklen Borneさんから嬉しいメッセージを頂きました。夏の終わりか秋頃に発売予定の新しい作品『Savannah(サバンナ)』の中に、chi-B&masta.Gがチョコっと登場するらしいです。クラブで曲を演奏しているそうです。こういうのは、素直にうれしいです。「君が日本語と英語で歌う時、まるでジェームズ・ボンドの映画のようだ。」と言ってくれる彼もまた、インディーズ・アーティストの仲間。精神的な高みを目指して自分を鍛えながら、日々の思いを外に出し続けていく人です。Tomさんからも、chi-Bのリミックス第二弾として奇天烈な作品『In Japan』という曲が送られて来ているので、これもまた聴いて頑張ってみようかな〜と思っております。Action speaks louder、行動がすべて。この言葉がいつも私の胸にあります。がんばろーーーっと!(smile!)

世界へ向けてとか、世界へ行くとかいうけれど、太古の昔からとっくに日本は世界の一部やんか、ねえ。

chi-B&masta.Gの音楽の試聴とダウンロード購入はMusic Forteでどうぞ。

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2010年05月21日

久々に徒然て


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お久しぶり!です。ただ今のOSAKAは蒸し暑い夜です。BGMにアメリカのPrinceフリーク♂から頂いた『DMSR』のLIVEバージョンを聴きながらの更新です。ちなみにこのタイトルは、”超ぶっ飛んだ人生を送るには不可欠な栄養素…”とも云える、Dance, Music, Sex, Romanceの略で、『International Lover』『Lady Cab Driver』と並んで、バブル時代に私の腰を揺らしたファンキー&セクシーな私の大好物。この頃のPの作品は神がかりともいえるほど挑発的な迫力がありますねー。どんな種類の音楽でも聴くし、昭和・平成とえんえん生きてきて「これイイねーぇ」と思う音楽はたくさんあるけれど、猥雑でタイトな、踊らせにかかって来る音楽でないと、リッチではない私の財布の紐はなっかなかゆるまない(ゆるめられない)のであります。けども、このLIVEはロンダ・スミスやメイシオ・パーカーが入ってるようなので近年のなんだろうな。あ~LAのハウス・オヴ・ブルーズで観たアフターpartyが思い出される〜!!こういうLIVE、生きてるうちにまた体験できますように。願わくば自分がやれるようになりますように。(ー人ー)あ、なんてこと言ってる間に演奏は終わったわ。

ついこの前ですが、masta.Gと話をしていて自分の脳味噌が近年の世相に侵されそうになってることに気づいた私。これは書いてもわかってもらえそうにないので端折ります。(だって相手は世相なんやから。)集団的洗脳は気づかない内になされていくので、よほど気をつけないとなりません。世の流れに流されてはいけない!たいてい、”そうすることが正しいに決まってる”とか”それが善意”とか思い込んでいる部分が怪しいから、しっかりしなくては、と思ったわ。masta.Gと話するのは面白いです。ぽっかり空いたノー・ガードの隙に、すかさずパンチを繰り出されてあうあうってなりますが、めちゃくちゃ異次元から突然襲い来るそのパンチは、叩かれてなお心地よいというか。(意味不明ですか?ですよね。笑)masta.Gは何でまったく洗脳されないんやろう…とよく考えます。たぶん、「学校が嫌い」「先生に気に入られようと擦り寄る、優等生になろうとする奴が嫌い。」ここら辺りにkeyがあるような気がするけど、Gさんの頭は広大な宇宙なので、全部をわかろうとしても無駄でしょうねぇ。ひと昔ふた昔まえに比べれば、最近とっても丸くなってきてはるけども、それでも人並み以上にシャープなのでオモシロイ。楽しい人と出会って、後から後から湧き出るようにいっぱい話もできて、私の人生なんとも味わい深いです。

音楽の方はボチボチと進んでいます。また新しい曲を作りかけたり、プロモーションやらやってます。皆さんも、どうぞお体に気をつけながら、好きなことに時間を費やして心身ともに健康でいて下さいネ。雨が多いけど、その分、緑や花が濃く綺麗に見えるから許そうじゃありませんか。空もいろんなものをリリースしたいんでしょう。モノが溜(た)まる・留(とど)まるのはよくないから、流動させていきましょう。お金も動かして、心も動かして、身体も動かして、Let's Roll It, People!! では、またねー!


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2010年05月14日

黒人作家 Brooklen Borne


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ミュージシャンズ・コネクションのカテゴリーですが、今日ご紹介するのはミュージシャンではなくて、作家です。上の写真の男性、Brooklen Borne (ブルックリン・ボーン)と知り合ったのもインターネット(Myspace)を通してでした。知りあってすぐに、日本の私に自分の書いた本を送って来てくれたのが始まりでした。その本のタイトルは『Being Homeless Is Not An Option』。

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ニューヨーク生まれの黒人作家ブルックリンの描き出す黒人男性の物語。ある朝、突然に仕事をレイドオフされたことが理由で、贅沢な暮しを望む弁護士である奥さんに捨てられ、同様に置き去りにされた幼い娘2人をかかえてホームレスになっていく主人公は、両親をニューヨークの飛行機事故で亡くして以来、ニューヨークを避けていたけど……。音楽(サックスの演奏)と周りの友人や家族の優しさを通して、自分の人生を切り開いて行く物語です。もちろん英語で書かれてはいますが、そんなに複雑な文法も無くて、黒人特有の言い回しは多々あるけれども、それがまるで私の大好きなブラック・ミュージックを聴いているような心地よさであったことも手伝って、すぐに読み終えました。さっそく感想を送ると、自分のウェブ・サイトのレビュー欄に日本の大阪在住のレコーディング・アーティストからのレビューとして掲載してくれました。本のお礼にchi-B&masta.GのCD『TAXI 2009』を送ったら、「車を運転する時や、家のリビング・ルームでくつろぐ時に聴いてるよ。」との嬉しいメッセージが来ました。自分の作った音楽が、アメリカ南部の街、アトランタ ジョージアで、黒人さんの運転する車の中で鳴っていることを想像すると、ブラック・ミュージックを愛する身としては本当に幸せです。これはまだ小さいことかも知れないけれども、長年の夢が一つ叶ったとも言えるのです。

昨晩にメールが来て、Beautiful Butterflyという女性がホストでやっているブログ・ラジオの番組に電話インタビューで出演しているとのニュースが書かれていたので、さっそく聴いていましたら、終わりあたりで私のことも紹介してくれていました。「…海外のアーティストの知り合い、chi-B。彼女の音楽はR&Bとrapです。英語でR&Bを歌って、日本語でrap、彼女は両方しているんです。」と紹介してくれています。これもまたウレシイ♪ (チビでなくチャイビーと発音してますが。笑 ちゃんと訂正のメールを送っておきました。綴りだけでは発音はわからないんですよネ。)彼の作家としての目標は、自分の本が映画化されることだと、いつも言っています。そして、それが現実になる日が来たら、映画のサウンド・トラックには私たちの曲を入れたいと思ってると言ってくれているので、それもまた楽しみなことです。お互いの目標がお互いの制作意欲を支え合って動機づけ合っているこの感じは、とてもインスピレイショナルです。彼の夢は私たちの夢でもあるわけです。遠く離れたアメリカ黒人のアーティストと、そういう関係である現実がここにあることだけでも、そうとう嬉しいことであります。

彼は近々また新しい本を発売します。タイトルは『The Interrogators』そしてもう一冊は『Savannah』。表紙の写真を見せてくれたけど、ここに勝手にアップできないのが残念。御本人がモデルのgangstaな写真です。 もしも英語の本に興味がおありでしたら、ぜひ取り寄せてお読みになって下さい。予約を受付中だそうです。私に言って下さってもイイですヨ。私の大事なブラザー・フレンドMr.Brooklen Borneをよろしくお願いします。


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追記:
ブログ・ラジオのポッドキャストを聴いてみたい方はコチラでどうぞ。最初にちょっと広告が入って、その後にはまず音楽(インディア・アリーのBrown Skin…ホストさんもきっとブラックに違いない。イイ選曲やね〜。)が流れますが、そうとう低音をブンブン鳴らしていると見えてベース音の部分で音が割れてます。(ここがまたブラックらしいんですよ。ブーンっと鳴らすのが黒人風です。それが味。)トークが始まったらもう音は割れませんので、早送りするなりして、どうぞお楽しみ下さい。PEACE & Hair Grease!


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2010年05月13日

困惑した日々の思い出


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生まれて初めてアメリカ本土へ行ったのは、私がまだ22歳かそこらの子供の頃です。22歳が子供かどうかは、人それぞれ考え方が違うかと思いますが、私自身の22歳は、ほんの高校生か中学生に毛の生えたくらいの頭だったと自分では思います。イリノイ州の南部の片田舎の大学で外国人のための英語コースに入学して、互いに片言でも何とかクラスメートと会話もどきはできるようになった頃のこと、何がきっかけだったのか、休み時間に中近東からの男子留学生が、「君の宗教は何?」と尋ねてきました。普通に「仏教よ。」とでも答えておけば良かったのに、そこは子供頭ですから、真っ正直に「何の宗教でもない。」と答えたところ、バリバリのイスラム教徒な彼は、カッと怒ったような顔になって、「じゃあ、君は悩んだときとかトラブルに出会ったときに、何を信じて、何に助けを求めるんだ!」と言うではありませんか。私は(なんでこんなに怒ったように言われないといけないんや!)と思って、わざと堂々と「自分を信じて、自分で自分を助ける。」と答えたのでした。その時の彼の哀れなものでも見るような、アホな奴でも見るような呆れた顔は、生まれて初めて体験したカルチャー・ショックというやつだったと思います。そうか〜、アメリカにはいろんな人種が来てるんやったなぁ。と思い知った出来事でした。

英語のコースを修了して、いよいよ大学院の言語学科へ、英語教育法専攻の正規の学生として入ったものの、周りの生徒は、先月まで自分が習っていた外国人用の英語コースの講師も居るのを知って、「ええっ!?先生と同じクラスでこれから勉強するの〜。(T△T)」と胸苦しくなるようなプレッシャーも感じていました。まあ、こちらは一年間だけの予定で行っているので、卒業などの堅苦しいことは考えないで済みはしましたが、それでも、毎日の授業では、そうとう気遅れもしたものです。なんだか場違いなところに居るような気持ちを感じつつ、通っていました。

ある日の小テストで、こんな設問が目に飛び込んできました。「God(神)について、自分の思うことを書きなさい。」…これにはホント当惑しました。だって、日本で能天気に大きくなった私は、そんなこと考えたこともなかったのですから。英語の作文さえままならない上に、頭の中にそんな質問への答えなどないですから。今なら年の功で日本の八百万の神のことなどを書いて通り抜けるだろうけども、まったく頭の中が真っ白け。でも、書かないと終われないと思った私の脳裏にある曲が流れて来た。高校生の頃にちょびっとだけ聴いていたJohn Lennonの、その名も『GOD』。もうそれを書くしかない、と思ったので、歌詞をそのまま拝借。God is a concept by which we measure our pain. これは、”神は、人間が自分たちの痛みを測るための概念にすぎない。”という意味の文章です。”僕は宗教は信じない、ヨガもまじないも信じない、エルビスもボブ・ディランもケネディーも、ビートルズも信じない。僕は僕を信じる。僕とYokoを信じる。みんな、もう夢は終わったんだ。”という過激な(と多くの外国人が思ったであろう)歌であることさえ、当時の私には何とな〜くしか理解できてなかったのに、それを書いたことは、今思えば冷や汗ものです。テストが採点されて返って来た時には、そこにひとこと”Very interesting opinion.(興味深い意見だ)”とだけ書かれていたところを見ると、あの先生は、綺麗だけども激しい内容のJohnの作ったこの曲を知らなかったのでしょうね。




私の住んでいた学生寮には、冬でも入れる縦50mの飛び込みもできるほど深い立派な温水プールがあって、そこで毎日・毎晩泳いで遊んでいたのですが、ある日、学校から帰ってみると何やら人だかりが出来てえらくもめている様子。行ってみると、寮に大人数で滞在しているマレーシア空軍からの留学生たちが、スチューデント・アシスタント(通称S.A.寮生の世話をして働きながら安く住んでいる学生達)と、言いあいのまっ最中でした。アシスタントの飼っていたラブラドールがプールに飛び込んで泳いだのでした。御存知かと思いますが、イスラム教徒にとっては犬は豚と同様に不浄の生き物として避けるべきものです。それが自分達の遊ぶプールで泳いだものだから、許せないとカンカンに怒っているのでした。アメリカ人の大半にとっては、犬はMan's Best Friend=人間の一番の友達です。双方の心の距離はかなりのものです。私から見れば、このプールにいっぱい浮かんだ毛を取り除いて、イスラムの人たちを納得させるために水をぜーんぶ抜き去って新しい水を張ってくれたらそれで万事オーケーなのですが、「水を入れ替えるというけど、何トン入ってると思うのか!水道代も大きいんだよ!!」と言われて黙ってしまいました。めんどくさいな〜と思う私を残して、皆さんは寮の白人オーナーに相談に。結局、私の願いどおりに水は抜かれて、喧嘩してた人たちが一緒になってデッキ・ブラシでゴシゴシと大きなプールを掃除して、新しい水が入れられて一件落着。その後の仲直りパーティーで、酔っぱらった皆にプールに服を着たまま放りこまれたのは…私…なんでやねん!(笑)

よその国に行って、こんな場面に出くわす機会も皆さんあったことでしょうね。ここに書いたのはほんの数例です。留学に行く時には、こんなこともあるやろうなぁと予測を立ててお出かけ下さい。その瞬間、何と言っていいのかサッパリわからないことも体験することでしょう。ほんとに面喰いますよ。そんな私は、今は”音楽の神”の存在を信じているのですけどネ。根拠?それは胸の奥底にある言葉にできない思いなのであります。m(_ _)m 支離滅裂な長文を読んで下さってありがとう。


posted by chi-B at 03:38| 大阪 ☀| Comment(4) | Memory Lane(思い出の小径) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月07日

CDフライング・バード近日発売。


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去年の6月6日に京都のブログ友達だったtorigenさんが亡くなってから、もう早、一年が経とうとしている。去年の今日(2009年5月7日)には、病室に居てさえもデザインの仕事を始めようと思って、いろんなグッズを研究・試作している記録が今も残っている。どんなときにも「わはは」と笑っていたtorigenさんのブログ記事やコメントが、そこを訪れる皆は好きだった。まだ病気が発見される前に電話でお話しした時は、「俺な、人生の中で”もうアカン!”と思った時にはいつも”わはは!”て思いっきり笑い飛ばしたんねん。いっつもそうやってヤバイ場面を乗り切って来てん。」と言ってた通りに、どんどん重くなる病状にあっても、病室に持ち込んだパソコンで、自分の強気が通せるギリギリのエッジに到達するまで”わはは”を発信し続けてたのがtorigenさんらしくて立派だったと思う。

最後に電話で話したのが5月の末、容態が悪くなったとの知らせを受けてmasta.Gさんと二人してtorigenさんをお見舞いに行ったのが6月1日、その5日後にtorigenさんは私達のいまだ知らないところへ羽ばたいて行ってしまった。訃報を聞いたmasta.Gの心に浮かんだ詩はすぐに紙に書き留められて、それをもらった私はすぐに録音機材の前に立った。大好きで次の作品に使おうと思っていたkazhのバックトラックに乗せて詩を朗読。その後は、マイクの前で目をつぶって、torigenさんの姿や気持ちを感じながら、心にあふれ出てくるがままに任せて英語で語りかけた。その作品は、坂本龍一さんのRadio Sakamotoのオーディションで優秀作品のひとつに選ばれることにもなった。そして、今回シングルCDになった。これが『Flying Bird』。



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音楽が大好きで、カッコいい生き様を追求していた(これは私の勝手なイメージだけど)torigenさんに似合うよう、うんとカッコいいジャケットにしようと思って作った。数年前のある日突然、chi-B&masta.Gの音楽を発見して、心底から応援しに現れたこの人が、ここにこうして私達の作品のジャケット写真になってこちらを見つめていることが、すごく悲しくもあり、その心中を思い測れば複雑でもあり、書き切れないいろんな思いが胸にあるけれど、ただただ、今は感謝の心で見つめ返すばかりの私です。


Flying Bird 2009.6.6 辻川“masta.G”雅治

フライングバード。自由にはばたく愛の世界。
さわやかな風に乗って虹をわたり 世界にはばたくフライングバード。
笑ってゆるしてくれる この子は天使(Angel)。
心と心つなぐフライングバード。
大きく大きく映し出す。小さく小さく思いやる。
つないで ひびく 音楽の世界。
 
サンプルの無料試聴はこちらでどうぞ。Music Forte


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2010年05月04日

ご協力お願いします♪


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NHKの番組『J-MELO』(ジェイ・メロ)で、”世界にすすめたいアーティスト〜一億2千万のリコメンド〜”と銘打って、皆さんのお勧めアーティストを大募集しています。ぜひ、chi-B&masta.Gをお勧めアーティストにご推薦下さい。この番組は、御存知の方も多いと思いますが、NHKで深夜にやっている音楽番組であります。海外の・外国人リスナーに日本の音楽を届ける主旨から、英語でやってる番組です。詳しくは番組サイトを見て頂ければ詳しく書いてありますので、どうぞご参照ください。

★お勧めアーティストの情報送信のページはこちらです。


★番組全体のことがわかるホームはこちらです。
あつい御協力どうぞよろしくお願いします。インターネットの力をフルに生かして頂いて、お知り合いの皆さんにもお伝えの上、日夜ビシバシに闘うインディーズ・アーティストchi-B&masta.Gのバックアップをバチバチにどうぞよろしくです。THANK U!

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2010年05月02日

ゆっくりね。で、やさしくね。


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気づけばもうゴールデン・ウィークなんやね。日ごろ精出して働いている皆さんは、楽しい予定もあるのかな?せっかくのおやすみ、あまりアレコレしようと無理せずに、どうぞゆっくりと。私は万年のんびりCruising中ですので、特にこれといって変わったことをするでもなく、何処へ遊びに行くでもなく、相変わらずのNonchalantなMusician's Lifeです。この頃ね、なんか地球の回転が速いかのようにめまぐるしいよね。何もあわてなくていいし、流行りを追うこともないし、悲観することもないからね。ゆっくり寝て、ゆっくりご飯を噛みしめて、ほんとに大事なことは何かさえ踏まえていたら、もうそれだけでいいからね。スロー・ダウンを祈ります。

先日、大阪市内にライブのミーティングに出かけた帰路、電車に乗った時のこと。車内はわりと混んでいて、座るところはなくて、吊革を持って立ってたら、隣に立っていたお嬢さんが急にしゃがみ込んで顔を伏せ始めた。(あ、しんどくなったんやな。)とすぐに分かった。でも誰も無視したまんま。目の前の座席に座ってる人たちに目をやると、端から、起きてるような寝てるような風情のおばさん(でも起きてる。電車はほんのさっき走り出したばかりだし)・ひたすら膝に置いた何かの本を読んでる男の学生さん・携帯いじってる女の子・その隣もモバイルで音楽聴いてる女の子。ちょっとつめれば5人は座れることくらい誰でも分かってるけど、誰も動かない。気づいてると思うけど、それとも見えてないのか、周りの気配をまったく感じてないのか、どうかしたくてもどうもできない情けないメンタリティーなのか。

何も動きが無いので、たまらず私が声をかけてみた。「どうした?しんどいんやね?」彼女は、無理してつらそうな顔を上げて、「はい。風邪引いたみたいで。大丈夫です大丈夫です。」それでも笑顔を作ろうとする。哀しいくらい日本人なんです。その気持ちよくわかる。カッコ悪いんやよね?恥ずかしい気持ちとしんどさがごっちゃになったその顔は、自分も身におぼえがあるねん。高校三年生の冬の放課後、屋上でダンスの練習をして冷え切った身体で乗った帰りの電車の中と、そしてつい数年前のパニック障害を患ってた頃のバスの中。立っていられなくなってしゃがみ込んで、揺れる車内のよどんだ空気の中でひたすら耐えた記憶は今も残ってる。あの時もそうやった。誰一人助けてはくれなかった。声をかけてくれるどころか、知らん顔をしてるか、眉をひそめて(だらしない女の子がしゃがんでる)と言った目つきでにらむおばさんも居たのを覚えてる。その時の寂しさとカッコ悪さを、彼女もきっと感じてるんやと思った。私達の会話も聞こえてるはずなのに、それでも目の前の4人は動かない。なんでやねん!

本にのめり込むようにしてる目の前のお兄ちゃん(男子学生)に、「あのな、この子しんどいから座らしてあげて。」と言った私は強引な言い方に聞こえたかもしれんけど、あれでも丁寧に言ったつもり。ホントはもっと怒りたかってんよ。まったく年の功を発揮しない端のおばさんも含め。女の子2人と男子学生が微妙につめて、ほらやっぱり5人座れるんやンか。たのむわ、皆。もうちょっとだけ周りを見てて。そして、もっと互いにやさしくなろう。自分がいつかその立場になること、長い人生で来ることもあるよ。お互いさまなんです。これはマナーとかエチケットとか、そんな下らんこととはまったく違うレベルの話。エコ・バッグ持ち歩くよりも、もっともっと大切やねん。考えたら分かると思うけど。

毎日続くその大切な人生を、ゆっくり、そして、”互いに”やさしく…よろしく、ニッポン!携帯見つめて他人のつぶやき覗いてるヒマがあったら、自分の目の前にいる人たちの様子ををもっともっと見ようゼ。PEACE!


posted by chi-B at 03:47| 大阪 | Comment(0) | アマリタマリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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